
焼きたての香りに誘われて買ったフランスパン。
その日のうちに食べきるのが一番ですが、1本で買うことが多いフランスパンって量が多いから残ってしまうんですよね。
再び「食べようかな」なんて手に取ったときにはフランスパンがカチカチなんてことも…。
そんなとき知りたいのは固くなったフランスパンを柔らかくする方法!
まだまだ食べられるのに処分してしまうのはもったいないですよね。
固くなったフランスパンはレンジでもあたためできるんです!
そこで今回は、固くなったフランスパンを柔らかくする方法やフランスパンのおいしい食べ方についてまとめました。
固くなったフランスパンを柔らかくする方法

固くなったフランスパンを柔らかくする方法は2つ。
- 電子レンジを使う方法
- オーブントースターを使う方法
電子レンジを使うとふわふわに、オーブントースターを使うと適度に皮がパリッとした食感になります。
ふわふわのフランスパンは子どもでも食べやすいですし、パリッとしたフランスパンは大人のおつまみとしても◎
好みの食感に仕上がる方を選んでくださいね。
電子レンジを使う方法
- キッチンペーパーを水でぬらし、フランスパンを包む
- 600Wの電子レンジで10~20秒加熱する
加熱時間は電子レンジの種類によっても変わります。
一気に温めすぎるとフニャフニャになってしまうので、まずは10秒ずつ様子をみてください。
固くなったフランスパンは切るのが大変なので(場合によっては包丁が全く入りません…)、柔らかくもどしてからカットする方が安心です◎
オーブントースターを使う方法
- 霧吹きなどで水をかけたフランスパンをアルミホイルで包む
- 200℃のオーブントースターで2分~3分焼く
電子レンジと同じく、加熱時間は家庭のオーブントースターによってさまざまなので、少しずつ加熱して様子を見ましょう。
加熱直後のアルミホイルはとても熱いので火傷しないように気をつけてください。
固くなったフランスパンを柔らかくするときの温め方のコツと注意点
固くなったフランスパンは温めることで柔らかくなりますが、おいしく食べるコツは水をつけすぎないことです。
キッチンペーパーを水でぬらす方法はフランスパンの中まで水がしみ込むことはないですが、霧吹きで水をかける方法だと場合によってはフランスパンの中心部まで水がしみた状況になります。
中心部まで水がしみた状態で温めると、生地がぎゅっとかたまりになってしまいふわふわとは程遠い食感になってしまいます。
水はフランスパンの皮の部分にだけつけるようにしましょう。
また、温めたフランスパンは一時的に水分を補ってやわらかさが復活している状態。
冷めていくうちに水分が一気に蒸発して固くなってしまうので、温めたフランスパンは温かいうちに食べきるようにしてください。
固くなったフランスパン柔らかくしたらおいしく食べるだけ!

固くなったフランスパンを柔らかくしたら、再び固くなる前にできるだけ早めに食べ切りましょう!
バターやジャムをつけるのもいいですし、フランスパンならではの食べ方でオリーブオイルをつけて食べるのもおすすめ。
小麦の香りとオリーブオイルの香りが合わさってやみつきになるおいしさです^^
また、フランスパンがあったらぜひ試してほしい食べ方がフレンチトースト!
フランスパンは生地の気泡が荒く、短時間で卵液がしみ込むからパンの中でもフレンチトーストに向いています。
卵液に漬けこむからフランスパンが再び固くなるのを防ぐ効果も。
厚めのにカットしたフランスパンで作ると、外はカリっと中はモチっとしたまるでホテルのようなフレンチトーストになりますよ^^
- 材料(2人分)
- フランスパン:8㎝
卵:1個
砂糖:10g
牛乳:150ml
バター:10g - 作り方
- ①フランスパンは好みの厚さにスライスする
②卵を割りほぐして、砂糖・牛乳を入れてよく混ぜる
③スライスしたフランスパンを卵液につける(片面1分ずつほど)
④熱したフライパンにバターを溶かしてフランスパンを入れて両面焼き色がつくまで焼く
暑さが3㎝以上のフランスパンを焼くときはフタをして蒸し焼きにしましょう。
じっくり焼くことでより中がプルプルの食感になります。
上記は甘いフレンチトーストのレシピですが、砂糖の代わりに塩コショウ少々や粉チーズ・パセリを入れると甘くないフレンチトーストの出来上がりです。
チーズはピザ用チーズをのせてフタをして蒸し焼きにしても、がっつりとボリュームが出ておいしいですよ◎
ベーコンやウインナーと合わせれば立派な朝食メニューになります。
まとめ:固くなったフランスパンは加熱で柔らかくなる
固くなったフランスパンを柔らかくする方法は2つ。
- ぬらしたキッチンペーパーでフランスパンを包んで電子レンジで10秒~加熱する
- 霧吹き等でフランスパンをぬらしてアルミホイルに包んでトースターで2~3分加熱する
フランスパンは時間の経過とともに水分が蒸発することで固くなります。
そのため、失われた水分を補うことで再び柔らかくできるというわけなんですね。
この方法ならカチカチになったフランスパンをもう一度復活できますよ!
再び固くなる前に早めに食べきるようにしましょう!
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