フランスパンは皮がパリッとした噛み応えのある食感が特徴のパン。
よく噛んで食べることで小麦のうま味を味わうのがフランスパンの醍醐味ですが、普段食パンや菓子パンのやわらかさに慣れているとフランスパンは固く感じるかもしれません。
我が家の子どもたちも、フランスパンはあまり食べたがらないんですよね。
フランスパンはカットしてトーストするだけでもおいしいのに、それじゃ食べてもらえない。
そこで気になるのは固いフランスパンの食べ方です。
フランスパンの食べ方の中で『固いから苦手だけどおいしく食べる方法』を調べて実践したところ、子どもたちも食べてくれるようになりました^^
今回は、固いフランスパンの食べ方についてアレンジレシピも一緒にまとめました。
固いフランスパンの食べ方:温めて食べる
フランスパンは高温のオーブンで一気に焼き上げているので、生地の水分がとんで皮がパリッとした食感になっています。
焼きたてはまだやわらかいフランスパンも、時間の経過とともにどんどん水分が蒸発して固くなってしまうんですね。
なので、失われた水分を補いつつ温めるとふわっとしたやわらかい食感のフランスパンに戻ります。
- キッチンペーパーを水でぬらし、フランスパンを包む
- 600Wの電子レンジで10~20秒加熱する
固いフランスパンは切るのが大変なので、包丁が入らないときは無理せず温めてから切ってくださいね。
電子レンジを使って温めると皮もふわふわで、普通の食パンや菓子パンと近い食感になります。
「やわらかくしたいけど皮はパリッとさせたい」という人にはオーブントースターを使って温める方法も!
詳しくは固くなったフランスパンを柔らかくする方法は?温め方の記事で紹介しています◎
固いフランスパンの食べ方:ラスクにする
固いフランスパンも、ラスクにすれば全体の食感が均一になるので食べやすくなりますよ!
- シュガーラスクの材料
- フランスパン:10㎝
バター(マーガリンで代用可):30g
砂糖:20g - 作り方
- ①オーブンは150℃に予熱しておく。余ったフランスパンは1㎝の厚さにカットする
②クッキングシートをひいた天板にカットしたフランスパンを並べて、オーブンで10分焼く
③焼いたフランスパンにバターをぬって砂糖をふりかける。オーブンは170℃に予熱しておく
④オーブンで10分焼く
フランスパンを2度オーブンで焼くことでよりサクサクの食感に仕上げます。
ラスクはお好みの味付けに簡単にアレンジできるのが魅力◎
- シュガーラスクに溶かしたチョコをつけて乾かしてチョコがけラスク
- はちみつ+溶かしバターをフランスパンにぬってハニーラスク
- すりおろしたにんにく+溶かしバターをフランスパンにぬってガーリックラスク<
甘い味はおやつに塩気のある味はおつまみにと、好きな味付けで作ってくださいね^^
フランスパンで作る手作りラスクの日持ちは、常温で約3日間。
湿気ないように密閉容器やジッパー付きの袋に入れて保存し、できるだけ早めに食べ切りましょう。
固いフランスパンの食べ方:フレンチトーストにする
固いフランスパンの食べ方でおすすめなのが、フレンチトーストにすること!
フランスパンは食パンに比べて生地の気泡が荒く卵液がよく染み込むので、フレンチトーストに最適なパンなんです。
フレンチトーストにすればフランスパンの固さも気になりません。
- 材料(2人分)
- フランスパン:8㎝
卵:1個
砂糖:10g
牛乳:150ml
バター:10g - 作り方
- ①フランスパンは好みの厚さにスライスする
②卵を割りほぐして、砂糖・牛乳を入れてよく混ぜる
③スライスしたフランスパンを卵液につける(片面1分ずつほど)
④熱したフライパンにバターを溶かしてフランスパンを入れて両面焼き色がつくまで焼く
フランスパンの厚さは2~3㎝ぐらいが食べ応えがあっておすすめ!
もっと分厚くてもおいしいですが、そうするとなかなか火が入りにくくなるのでフタをして蒸し焼きにしてください。
じっくり焼くことで外はカリっと中はモチっとしたフレンチトーストになりますよ^^
食パンで作るより食べ応えがあって我が家でも人気のメニューです。
子どもたちもおいしく食べてくれます♪
固いフランスパンの食べ方:アヒージョにつけて食べる
固いフランスパンもオイルたっぷりのアヒージョにつけながら食べれば食感がやわらかくなります。
フランスパンとオリーブオイルの相性は抜群!
あっという間にフランスパンがなくなってしまいます^^
- きのことエビのアヒージョの材料(2人分)
- ・しめじやマッシュルームなどお好みのきのこ:100g
・むき海老:50g
・オリーブオイル:100ml
・にんにく:2片
・塩:小さじ1/4 - 作り方
- ①きのこは食べやすい大きさにカットする。にんにくは芽をとって薄くスライスする
②小さめの鍋やスキレットにオリーブオイルとにんにく、具材を全て入れて弱火にかける
③具材に火が通るまで5分ほど加熱したら塩で味を整える
火加減は弱火をキープ!
煮立たせてしまうとオリーブオイルの香りがとんでしまいます。
オリーブオイルの量が多いと思うかもしれませんが、フランスパンにたっぷりつけて食べるので反対に足りないと感じるかも。
具材はシーフードでもベーコンでも、お好みのもので作ると楽しいですよ♪
固いフランスパンの食べ方まとめ
固いフランスパンの食べ方をまとめました。
フランスパンはそのまま食べてもおいしいですが、固くて食べにくいという場合は少しアレンジするだけで食べやすくなります◎
フランスパンはお店によって味が全く違ってきます。
これまであまりフランスパンを食べてこなかったという人も、今回紹介した食べ方でフランスパンを楽しんでくださいね^^
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