フランスパンの冷凍保存方法は?下味冷凍や解凍についても

フランスパンの冷凍保存方法は?下味冷凍や解凍についても

1本で買うことが多いフランスパンは一度では食べきれずに余ってしまいがち。

そのまま置いておくとせっかくのフランスパンの香りや小麦粉のうまみがなくなってしまいます。

そのため、食べきれないフランスパンは早めに冷凍保存するのがおすすめ!

そのまま冷凍するのはもちろん、フランスパンは下味冷凍すればフレンチトーストを作るときにも便利なんですよ◎


今回は、フランスパンの冷凍保存やおいしく食べるための解凍方法についてまとめました。

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フランスパンの冷凍保存のやり方

フランスパン冷凍保存のやり方

フランスパンの冷凍保存のやり方はこちら↓

  1. フランスパンは好みの厚さにカットして1食分ずつ小分けにラップで包む
  2. ジッパー付きの袋に重ならないように並べて、空気を抜いて冷凍庫で保存する


フランスパンはそのまま1本ごと冷凍すると、凍るまでに時間がかかってしまいます。

ゆっくり時間をかけて凍らせてしまうと、その分フランスパンの内部に氷の結晶ができやすくなります。

氷の結晶は、解凍時に溶けてそこだけ空洞になり、食感を悪くする原因に。



フランスパンに限らず、食品は急速冷凍することで冷凍時に受けるダメージを少なくできます。

できるだけ早く凍らせるためにも、フランスパンはカットして小分けにして冷凍しましょう。

焼いたときにカリっとした食感を楽しみたいなら1㎝、フランスパンの中のモチっとした食感も味わいたいなら厚めの4㎝にカットするのがおすすめです^^


冷凍したフランスパンは約1ヶ月保存できますが、冷凍庫の中でも徐々に品質が落ちていきます。

できるだけ早めに食べきるようにしましょう。

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フランスパンを下味冷凍でフレンチトーストも作れる

フランスパンの下味冷凍

フランスパンを冷凍するならぜひ試してほしいのが、下味をつけて冷凍すること!

朝食やおやつにぴったりなフレンチトーストが時短で作れるんです。

フランスパンは、食パンに比べて中の生地に気泡が多いため卵液がよく染み込みます。

厚めにカットしたフランスパンでフレンチトーストを作ると、中はプルプルでまるでホテルで食べるような仕上がりになるんですよ^^


フレンチトースト用に下味をつけて冷凍する方法はこちら↓

  1. フランスパンは食べやすい大きさにカットして、ジッパー付きの袋に重ならないように並べて入れる
  2. 袋の中にフレンチトースト用の卵液を注ぐ
  3. 空気を抜いて冷凍庫で保存する

私はいつも【卵1個・砂糖大さじ1・牛乳150ml】の配合で卵液を作っていますが、自分のお好みのレシピで問題ありません◎


フレンチトースト用に下味冷凍したフランスパンは、凍ったままフライパンに並べて焼きます。

そのため、ジッパー付きの袋の大きさによってはフライパンに入りきらないことも。

自宅のフライパンの大きさに合わせた袋にフランスパンを入れて、下味冷凍するようにしましょう。

フランスパンを重ねて冷凍してしまうと焼くときに重なった上の部分に火が通らないので、注意してくださいね。



下味冷凍したフランスパンは約2週間保存できます。

休みの日にまとめて仕込んでおくと、忙しいときのお助けメニューになりますよ^^

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フランスパンの冷凍後の解凍方法

フランスパンの解凍方法

冷凍したフランスパンをおいしく食べるには解凍方法が大事!

そのままフランスパンを冷凍した場合、フレンチトースト用に下味冷凍した場合のそれぞれの解凍方法を紹介します。

そのままフランスパンを冷凍した場合の解凍方法

  1. フランスパンはラップを外して自然解凍する
  2. さっと水をかけてフランスパンの表面を湿らせる
  3. 予熱したオーブントースターに入れて200℃で2~3分焼く。焦げそうならアルミホイルをかぶせる

冷凍時についた霜がフランスパンについてしまうので、ラップを外して自然解凍します。

水分で周りが濡れるのが気になる場合はキッチンペーパーで包んで解凍しましょう。



冷凍したフランスパンは、どうしても水分が抜けてパサつきがち。

そのため、焼く前に水分を補うことで外はパリッと中はモチっと焼き上げることができます。

フレンチトースト用に下味冷凍したフランスパンの解凍方法

下味冷凍したフランスパンは解凍せずに凍ったまま調理します。

  1. 熱したフライパンにサラダ油小さじ1をひいて、凍ったまま下味冷凍したフランスパンを入れる
  2. フタをして8分~10分ほど蒸し焼きにする
  3. 焼き目がついたら裏返して、バターを入れる
  4. 再びフタをして5分~8分ほど蒸し焼きにする

焦げやすいので、最初はバターではなくサラダ油で焼くといいでしょう。

また、蒸し焼きにする時間は、カットしたフランスパンの厚さによって変わります。

2㎝なら8分~、4㎝なら10分最初に蒸し焼きにして様子をみてくださいね。



フライパンの材質によっては、凍ったまま焼くとフランスパンがくっつきやすいことも。


以前、鉄のフライパンで下味冷凍したフランスパンを焼いたら見事にくっついてしまいました><

中まで卵液が染み込んだフランスパンはとてもやわらかく崩れやすいのもあるので、食材がくっつきにくいテフロン加工のフライパンを使うといいでしょう。

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フランスパンを冷凍保存する時の注意点

フランスパンを冷凍する時の注意点

フランスパンを冷凍保存する時は、カットしてから小分けにラップしてください。

一度で食べきらない場合、フランスパンを冷凍庫から出す⇒カットして冷凍庫に戻すを繰り返すことになります。

そうすると、空気に触れる回数が増えることで雑菌が繁殖しやすくなり、カビが生えてしまうことも。

冷凍保存は菌の繁殖を抑えることができますが、菌を死滅させることはできません。



冷凍したフランスパンを一度の解凍で全部食べきるのであればカットする必要はありません。


何度かに分けて食べるならフランスパンはカットしてから冷凍保存しましょう。

まとめ:フランスパンは冷凍保存で長持ち!

  • フランスパンは冷凍保存すれば約2週間日持ちする
  • フランスパンに卵液を染み込ませた下味冷凍は、フレンチトーストを作るのに便利
  • 冷凍したフランスパンは、焼くときに水分を補うことで外はパリッと中はモチっとした食感を味わえる

水分量が少ないフランスパンは常温でもわりと日持ちしますが、おいしく食べるためには冷凍保存するのがおすすめ。

食べきれない分はできるだけ早く冷凍してください。

また、生地の目が粗いフランスパンはフレンチトーストにぴったりのパンです。

下味冷凍しておけばあとは焼くだけなので、余りがちなフランスパンの活用方法としても試してみてくださいね!

関連記事:フランスパンの日持ちは常温でどのくらい?冷蔵や冷凍についても!

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