フランス語で【きのこ】という意味を持つシャンピニオンパン。
その名の通り、きのこのような独特の形が印象的なパンです。
そんなシャンピニオンパン、あまり日本では一般的ではないようで。
独特な形のためかシャンピニオンパンの食べ方が分からない人が多いのが理由にありそうです。
そこで今回は、シャンピニオンパンの食べ方や、ぜひ試してほしいシャンピニオンパンをおいしく食べるアイデアについてまとめました。
シャンピニオンパンの食べ方
シャンピニオンパンは【小麦粉・酵母・塩・水】だけで作られたフランスパンの仲間。
クセのない味なのでどんな料理にも合うのがポイント。
そのままシャンピニオンパンだけで食べるのもいいですが、食事と一緒に楽しむのが基本の食べ方です。
シャンピニオンパンが他のフランスパンと違うのは、かさの部分と下の部分で違う食感を楽しめること。
かさの部分のカリっとした食感を楽しんだあとは、下の部分をじっくり味わいましょう。
バゲットに比べてシャンピニオンパンはクラム(中身)の部分が多いので、モチっとした食感と小麦の甘みを感じられますよ。
そのまま食べるときは、オーブントースターで軽く焼いてから食べるのがおすすめ。
クラスト(皮)の部分がパリッとなり、小麦の香りも引き立ちます。
バターやジャムなどお好みのフィリングをつけて食べるのも◎
独特な形から「どんな食べ方をしたらいいの?」と迷うかもしれませんが、難しいことは考えなくて大丈夫!
シャンピニオンパンは小ぶりのフランスパン。
バゲットと同じように、自分の好きなように楽しんでください^^
シャンピニオンパンをおいしく食べるアイデア
ここからはシャンピニオンパンをおいしく食べるアイデアを3つ紹介します。
どれも簡単に真似できるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね^^
シチューを入れて食べる
シャンピニオンパンの丸い形を生かした食べ方がこちら。
上部のかさの部分を外し、中のパン生地をくり抜いたらそこに熱々のシチューを注ぎます。
シャンピニオンパンはあらかじめトースターでカリっと焦げ目がつくまで焼いておきましょう。
ホワイトシチューが定番ですが、ビーフシチューやカレーを入れてもよく合います^^
シャンピニオンパンは小ぶりなパンなので、1人分ずつ中にシチューを入れて出せばお祝いの席やパーティの場にぴったりの華やかなメニューになります。
シチューの汁気で外側のクラスト(皮)もやわらかく食べやすくなりますよ。
チーズフォンデュやアヒージョにつけて食べる
シャンピニオンパンにシチューを入れて食べたとき、余るのが中身のパン生地。
シチューにつけて食べるのもいいですが、チーズフォンデュやアヒージョにつけて食べるのもおすすめ。
もちろん外側のクラスト部分も一緒につけてもOKです。
シャンピニオンパンはフランスパンのひとつでクラム(中身)に入っている気泡が特徴。
チーズソースやオイルがよく染み込むのでチーズフォンデュやアヒージョとは相性がぴったりなんです^^
フレンチトーストにして食べる
買ってきたり作ってから時間が経ったシャンピニオンパン。
「固くなって食べにくいな~」と感じたらフレンチトーストにしちゃいましょう。
シャンピニオンパンはクラスト(皮)のカリっとした食感とクラム(中身)のモチっとした食感が楽しめるフランスパン。
固くなったフランスパンは卵液がしみ込みやすく、フレンチトーストにするのには断然おすすめの食材です。
作り方は簡単。
シャンピニオンパンを好みの厚さにスライスして、卵液につけてバターで焼くだけ。
かさの部分は取り外してそれだけで卵液につけると食べやすくなります。
シャンピニオンパンはクラム(中身)に気泡がたくさんあるので、厚めにスライスして作るとふわふわモチモチの食感を楽しめますよ♪
シャンピニオンパンの食べ方まとめ
シャンピニオンパンの食べ方は、まずはそのまま食べてかさの部分のカリっとした食感と中身のモチっとした食感の対比を楽しんでください。
シンプルな材料で作られているシャンピニオンパンは、噛みしめるほど小麦のうま味や甘みを感じられます。
小ぶりなサイズで食べやすいので食事と一緒に楽しむのもおすすめです^^
シャンピニオンパンの中にシチューを入れて食べるのは、丸い形とフタになるかさの部分があるシャンピニオンパンだからできる食べ方。
簡単なのにテーブルが華やかになるので、ぜひ作ってみてくださいね♪