フランスパンの日持ちは常温でどのくらい?冷蔵や冷凍についても!

フランスパンの日持ちは常温でどのくらい?冷蔵や冷凍についても!

我が家の近所にはフランスパンが有名なパン屋さんがあって。

これまでフランスパンは固いから食べにくい…なんて思ってたんですが、そこのお店のフランスパンは絶品で、朝食用によく買います^^

ただ、フランスパンって1本が大きいからどうしても一度で食べきれずに余ってしまうことも多くて。

そのまま置いておくことも多いですが、フランスパンの日持ちは常温でどのくらいなのか気になりますよね。


そこで今回は、フランスパンの日持ちは常温・冷蔵・冷凍でどのくらいなのかまとめました。

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フランスパンの日持ちは常温でどのくらい?

フランスパンの日持ちは常温で約4日間です。

カビが生えない限りそのまま置いておけますが、フランスパンをおいしく食べるのであれば常温で2日以内に食べるのをおすすめします。


フランスパンは中に具材が入っていないため、常温で保存しておいてもすぐに傷んでしまうことはありません。

ただし、焼きたてから時間が経ったパンはどんどん水分量が減って乾燥してしまいます。

フランスパンは外側の皮が固いので分かりにくいかもしれませんが、おいしいフランスパンは中の生地がもっちりとして外側の皮との食感の違いを楽しめるもの。

乾燥してしまうと、中の生地のもっちり感がなくなっておいしさが半減してしまうんです。


そのため、フランスパンはできるだけ買ってきた・作ったその日のうちに食べるようにしましょう。

フランスパンの常温での保存方法

フランスパンの保存で大事なのは乾燥を避けること。

食べ切れないフランスパンはビニール袋に入れて保存します。

パン屋さんで焼きたてのフランスパンを買うと紙袋に入れてくれることがありますが、これは焼きたての熱がこもってフランスパンの外側がフニャフニャにならないようにするため。

焼きたてから時間が経った粗熱が取れたフランスパンは、紙袋から出してビニール袋に入れてください。


パン屋さんでフランスパンを買うと、長いパンを入れる用のビニール袋が付いてくると思います。

最近ではスーパーで並んでるフランスパンにも保存用の袋が付いてるのを確認できたので、使わない手はありませんね^^

ビニール袋がない場合はラップで全体を包んでもOK。

乾燥しないようにビニール袋に入れたフランスパンは、保管場所にも注意です。

  • 高温多湿の場所
  • 直射日光のあたる場所

上記の場所を避けて保管しましょう。

フランスパンが食べられないときの目安

フランスパンは割と日持ちするパンではありますが、保管状態が悪いと数日で食べられなくなることがあります。

フランスパンに下記のような症状が出た場合は注意が必要です。

  • カビが生える
  • 鼻にツンとした異臭がする

カビが生えたフランスパンは、食べると腹痛や嘔吐を引き起こす恐れがあります。

カビが生えたところだけ取り除いたり、同じ袋で保存していたカビが生えていないフランスパンを食べるのもやめてください。

見た目には分からなくても、袋の中全体にカビの胞子が広がっているからです。

同様に、鼻にツンとくるような嫌な臭いがするフランスパンも傷んでいる証拠なので食べないようにしましょう。

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フランスパンの日持ちは冷蔵でもできる?

「高温多湿だとカビが生えるなら冷蔵庫に入れたらいいんじゃ?」と思うかもしれませんが、それはNG!

フランスパンを日持ちさせようと冷蔵庫に入れるのはおすすめできません。

確かに冷蔵だとカビの発生は抑えられえて日持ちが伸びるでしょう。

しかし、フランスパンのおいしさはなくなってしまいます。


フランスパンの原料である小麦粉にはデンプン質が含まれています。

デンプン質は温度によって変化する働きがあるのですが、冷蔵庫の温度である2~10℃はデンプン質にとって最もよくない温度。

デンプン質を老化させてしまう温度なので、フランスパンを冷蔵庫に入れると生地がパサパサになって固くなってしまうですね。

おいしくなくなるのでフランスパンを冷蔵庫に入れるのはやめておきましょう。

もしどうしてもフランスパンを冷蔵庫に入れるのであれば、しっかりラップをするまたは密閉容器に入れてから野菜室で保管してください。

野菜室は冷蔵庫の中でも温度も湿度も高いので、多少ですがフランスパンの老化を抑えることができますよ!

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フランスパンの日持ちは冷凍で長くなる

できるだけフランスパンをおいしいまま日持ちさせたい…そんな時はフランスパンを冷凍保存する方法があります。

フランスパンは冷凍保存すれば約1ヶ月日持ちします。

ただ、冷凍庫の中でも徐々に品質は落ちていくので、早めに食べきるようにしましょう。

フランスパンの冷凍保存の方法はこちら↓

  1. フランスパンは好みの厚さにカットして1食分ずつ小分けにラップで包む
  2. ジッパー付きの袋に重ならないように並べて、空気を抜いて冷凍庫で保存する

フランスパンはそのまま冷凍してもいいですが、下味冷凍してフレンチトーストするのもおすすめ!

生地の目が粗く卵液が染み込みやすいフランスパンはフレンチトーストにぴったりなんです^^

フランスパンの冷凍保存について、詳しくはこちらの記事で紹介しています。

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まとめ:フランスパンの日持ちは常温で約4日程度

  • フランスパンの日持ちは常温で約4日間だけど、おいしく食べきるなら2日以内に食べるのがいい
  • フランスパンは冷蔵庫に入れると生地が固くパサパサになるので、冷蔵庫での保管はおすすめしない
  • フランスパンの日持ちは冷凍保存が一番長く、約1ヶ月保存できる

フランスパンは一度で食べきれず、そのまま常温で置いている人も多いと思います。

カビが生えない限り食べられますが、せっかくのフランスパンのおいしさが損なわれるのはもったいない…!

食べきれない分はすぐに冷凍しましょう!

関連記事:バゲットとフランスパンの違いは?バタールとの差についても

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