ベーグルとパンの違いは?カロリーや食べ方作り方の差

ベーグルとパンの違いは?カロリーや食べ方作り方の差

ベーグルと言えばもっちりむぎゅっとした噛み応えのある食感。

パンと言えばふわふわの食感だと思っていたので、初めて食べたときは衝撃でした。

実はベーグルとパンは材料にあまり差はありません。

そうなると気になるのは「どうしてあんな独特の食感が出るのか」ということですよね。

ベーグルとパンの違いは何からくるのでしょうか?


そこで今回は、ベーグルとパンの違いについて、作り方・カロリー・食べ方の3つに分けてまとめました。

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ベーグルとパンの違い:作り方の違い

ベーグル
ベーグル1回発酵させた生地をお湯で茹でてからオーブンで焼く
パン2回発酵させた生地をオーブンで焼く

生地を1回しか発酵させず茹でてから焼くベーグル

ベーグル

ベーグルの大きな特徴と言えば、もっちりとむぎゅっとした食感。

他のパンにはない独特の食感ですが、これはベーグルの【生地をお湯で茹でる=ケトリング】という工程によって生まれるものです。


私も初めてベーグルのレシピを見たときは「せっかく膨らんだ生地を茹でて大丈夫?」と不安になったんですが、実際にお湯で茹でる時間ってほんの30秒ほどなんですね。

なので生地がデロデロになることもありません。


ベーグルは発酵回数が1回しかないのも特徴。

発酵はパン生地を膨らませるために重要な工程なのですが、ベーグルはあえて発酵回数を減らすことで生地を膨らみにくくしています。

さらに、膨らみにくくなった生地をお湯で茹でることでオーブンに入れてもそれほど生地が膨らまなくなります。


こうすることで、ベーグルの生地は目が詰まったようなぎゅっとした食感になるんですね。


「ベーグルってお湯で茹でなきゃいけないし大変そう…」というイメージがあるかもしれませんが、普通のパン作りより発酵回数が少ない分時間がかからないので手軽なんじゃないかなと個人的に思います。

慣れてきたら茹でる作業も簡単なので、「焼きたてのパンが食べたいな」というとき、私は普通のパンよりベーグルを作ることのほうが多いです^^

たっぷりと2回の発酵をとるパン

フランスパン

菓子パン・食パン・フランスパン。

いろんなパンがありますが、どのパンも必ず2回発酵の時間をとるのが特徴。

一次発酵・二次発酵と2回に分けて生地を発酵させることで、生地の中のグルテンと酵母菌が作用して炭酸ガスを十分に発生させます。

結果、パン生地はふっくらと膨らみやすくなるんですね。


十分に発酵ができていないと、目が詰まった生地になって食感も味わいも悪くなってしまいます。

発酵させすぎもいいパンの仕上がりとはいえません。


パン作りを始めたばかりで最初につまづくことが多い工程がパンの発酵。

発酵具合を見極めるのは大変ですが、その分ふわふわのパンが焼きあがると嬉しくなりますよ^^

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ベーグルとパンの違い:カロリーの違い

ベーグル211kcal
脂質:1g
パン(バターロール)316kcal
脂質:9g

(100gあたりの量・参考:カロリーslism

油脂を使わないので脂質の量が少ないベーグル

ベーグルのカロリーは100gあたり211kcal。

カロリー・脂質ともに菓子パン生地であるバターロールに比べて低いことが分かります。


これはベーグルが【小麦粉・水・塩・砂糖・酵母菌】のみで作られるパンだから。

バターやサラダ油など油脂が入らないのでその分脂質量もグッと少なくなります。


小麦粉を使っているので糖質量は少なくはありませんが、もっちりと噛み応えのあるベーグルはよく噛めば少量でも満足できるパン。

上手に使えばダイエットにもぴったりのパンなんですよ◎


ただ、ベーグルでもチョコチップやドライフルーツ、ナッツなど具材を焼き込んだものや、あとから具材をサンドしたものはその分カロリーも高くなるので注意してくださいね。

パンは砂糖や油脂が多く入るほどカロリーも脂質も増える

今回はバターや砂糖をたっぷりと使ったバターロールでカロリーと脂質を計算しました。

パンは砂糖や油脂が多く入れば入るほどカロリーも脂質も増えます。

菓子パン生地やデニッシュ生地などはパンの中でもカロリーや脂質が高いパンです。


ただ、材料が【小麦粉・水・塩・酵母菌】のみで作られるフランスパンは別。

100gあたりのカロリーが279kcal、脂質が1.3gとあまりベーグルと変わりありません。

フランスパンも噛み応えが特徴のパンなので、ダイエットで食事に気を使いたいときはフランスパンを選ぶといいですよ◎

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ベーグルとパンの違い:食べ方の違い

ベーグルサンドイッチ

ベーグルとパンはそれぞれ食感が異なりますが、食べ方に違いはありません。

自分の好きなように食べていいのですが、よりおいしく食べられるおすすめの食べ方を紹介します!

ベーグルトーストして食べる・具材をサンドして食べる
パンそのまま食べる・トッピングをつけて食べる

ベーグルのおすすめの食べ方

ベーグルを食べるなら軽くトーストして食べてみてください。

トースターで1分ほど焼くだけでも、表面がパリッとして中のもっちりとした食感との対比が出ておいしくなります。


また、シンプルな材料で作られるベーグルは2つにスライスして具材をサンドして食べるのもおすすめ。

ボリュームが出て朝ご飯としてもぴったりです。

特にクリームチーズとの相性がよく、サーモンや生ハムと合わせれば食事として、ブルーベリージャムやフルーツと合わせればスイーツとして楽しめますよ^^

パンのおすすめの食べ方

パンの種類にもよりますが、材料がシンプルなものほどそのまま食べてみると小麦の風味を感じられます。

おいしいフランスパンはそのままでも十分おいしいので、ぜひとっておきのフランスパンを見つけてみてください!

また、バターやジャムなど豊富なトッピングで楽しめるのがパンの魅力。

ガーリックバターやあんこなど、和洋問わずいろんな食べ方ができるのもいいですよね♪

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ベーグルとパンの違いまとめ

ベーグルとパンの違いで代表的なのはその作り方。

  • ベーグルは発酵回数が1回・茹でてからオーブンで焼く
  • パンは発酵回数が2回・茹でないでオーブンで焼く

あえて発酵回数を少なくとること・お湯で茹でることで生地を膨らみにくくするのがベーグルです。

もっちり・むぎゅっとした食感は一度食べるとクセになること間違いなし!

お店によって味わいも食感も少しずつ変わるので、ぜひいろんなお店のベーグルを食べ比べてみてくださいね。

関連記事:ベーグルの発祥や歴史!日本で食べられるようになったのはいつ?

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